<J2:C大阪2-0山形>◇第25節◇9日◇NDスタ
2位山形はC大阪に0-2で敗れ今季初の連敗。順位に変動はなかったが、クラブタイ記録にあと1と迫っていたホーム連勝も「7」で止まった。
セミの鳴き声が聞こえてきた。後半2分、同29分と連続失点。地元サポーターの沈黙は、競技場外の音を際立たせた。堅実なプレーで白星を重ねてきた山形イレブンが、パスミスを連発。相手にボールを奪われ自陣に戻る選手の表情が、蒸し暑さと疲労でゆがんだ。小林監督は「守備のミスが多かった。2失点とも、ミスから入れられた。疲れている選手は休ませないといけないかも」と先発入れ替えを示唆した。
今季初の2連敗、2試合連続の2失点。さらに4試合連続で先制点を許しているという、負のデータばかりがそろう。原因は明白だ。C大阪が1トップの布陣で、中盤を厚くした上に、縦横無尽に動き回った。山形イレブンはマークすべき選手をつかまえきれず、前線からのプレスから速攻という得意パターンが封じられた。MF秋葉は「相手にテンポ良く回されたし、先に動かれた。走らされた感じ」と振り返った。
それでも選手たちは下を向かない。試合後はブーイングをかき消すように、サポーターの声援がスタジアムに響いた。MF宮沢主将は「相手のプレッシャーの質が上がっている。僕らも上げればいい。挑戦しよう」と力を込めた。ここが踏ん張りどころ。連敗からはい上がり、J1昇格圏を守る。【柴田寛人】



