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山形FW豊田同点、長谷川締め/J2

山形FW豊田(右手前)が同点ゴールを決める
山形FW豊田(右手前)が同点ゴールを決める

<J2:山形4-1横浜FC>◇第33節◇30日◇ニッパ球

 2位山形の先発2トップが、今季初のアベック弾を決めた。北京五輪代表FW豊田陽平(23)とFW長谷川悠(21)が横浜FC戦でともに得点し、4-1の快勝に貢献。初めて先発で組んだ前節甲府戦で無得点に終わり、コンビネーションに課題を残したが、わずか1週間で修正した。06年に4戦全敗した相手に、今季3戦全勝で雪辱。降格組を踏み台にし、来季J1初昇格へ突き進む。

 豪雨が号砲になった。後半20分ごろから降り出した雨に後押しされるように、山形攻撃陣がゴール前に迫った。左CKからDFレオナルドが頭で勝ち越し弾。その後もMF宮崎、FW長谷川と得点を重ねた。びしょぬれで応援を続けるサポーターに、ゴールラッシュという最高のプレゼントを届けた。豊田は「DFには嫌な感じの雨だった。僕は気にしないタイプ」と涼しい顔をしていた。

 その豊田は前半32分、左サイドでパスを受け、冷静に右足で決めた。「長谷川と同じ動きをしないように気を付けた。サイドで起点になれた」と満足げ。頭で今季11点目を挙げた長谷川も「前回はうまく動けなかったけど、今日は自分から動くようにした」と振り返った。前節は無得点に終わった2人が、わずか1週間で「宿題」をクリア。小林監督は「2人とも1点ずつ取れた。前に進んでいる」と評価した。

 06年に4連敗した横浜FCは、昨年にJ1昇格。山形は、いわば「踏み台」にされた屈辱が残っている。その横浜FCに、今季はこれで3戦全勝と同じ屈辱を与えた。「昇格のためにも同じ相手に3連勝したのは大きい」と豊田。今季3度目の6戦連続無敗で勝ち点を積み上げ、3位には「2勝分」の勝ち点6差をつけた。降格組を退け、J1昇格へ加速度を増した。【柴田寛人】

 [2008年8月31日11時20分 紙面から]


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