12年ぶりの決勝進出に向け、打ち合い上等だ。清水は7日、ナビスコ杯準決勝第2戦のG大阪戦(万博)に臨む。第1戦を欠場したFW西沢明訓(32)は5日、完全非公開での練習でフルメニューをこなしたもようだ。攻撃が売りのG大阪との打ち合いを制するべく、攻撃陣を引っ張っていく。
敵地であっても、ひるまない。この日もフルメニューをこなした西沢は「今度の試合は最低1得点が絶対条件。打ち合いは歓迎だし、打ち合わないといけないと思う」と語気を強めた。先発か途中出場かは分からない。それでも「一発勝負。気持ちを出してやりたい」と気合を入れた。
右足首痛に耐えながら戦いを続けている。週1度は患部にたまった水を抜くなど、日ごろから細心の注意を払っている。それでも痛みが消えることはないが、ナビスコ杯準決勝はホームアンドアウェーで行われるため「トータルで勝たないといけない」と、大一番となる第2戦に照準を合わせてきた。若手に助言を送るなど、人望の厚い清水の“アニキ”は「周りを咤(しった)激励してやりたい。まったりしそうになったら活を入れますよ」と、静かに闘志を燃やしている。
長谷川監督は「(西沢の)コンディションは大丈夫と思います」と話し「矢島もできるので、FWのチョイスの幅が広がると思います」と、総攻撃を仕掛ける構えを見せた。「何とか頑張って決勝の舞台まで行きたい」(西沢)「勝つしかない。最後まで攻めていきたい」(FW岡崎)。だれが先発でも、思いは1つ。清水が攻めまくって、12年ぶりのタイトル制覇に王手をかける。【浜本卓也】



