清水のMF山本真希(21)が、20日の神戸戦(神戸ユ)で先発から外れる可能性が出てきた。19日の練習中に右足首をねんざした。公式戦では3戦連続で点に絡む活躍を見せている。7日のナビスコ杯準決勝第2戦(対G大阪)でも、プロ初ゴールを決めた。山本真は「大丈夫。大したことないです」と話したが、足早にグラウンドを後にした。

 山本真のねんざで、MF兵働昭弘(26)の先発出場が濃厚になった。兵働はリーグ戦での得点はないが、8月6日のナビスコ杯準々決勝第2戦(対鹿島)で貴重な追加点を決め、チームを4強へ導いた。長谷川監督は「途中出場が多いが、まだやれる選手」と期待を込めた。

 7月12日の神戸戦(日本平)では、終了間際にCKから失点し、0-1で敗れた。勝ち点31で並んでいることから、絶対に負けられない戦い。12年ぶりにナビスコ杯決勝進出を決め、13日の札幌戦でも3-1と完勝。勢いに乗る清水がリーグ戦2連勝を狙う。