J1残留争いをする磐田が26日の天皇杯G大阪戦に、J1クラブでは異例の登録メンバー15人で臨むことになった。23日のリーグ柏戦に出場した14人のうちベンチ入りするのは2人だけ。29日のリーグ鹿島戦に出場するメンバーの大半は磐田に残って調整する。18人までベンチ入りが可能な天皇杯で、15人しかベンチ入りしないのは異例だが、オフト監督は「今、我々はJ1残留に向けやっている」と、物議を醸しているメンバーの入れ替えを貫く。
異例の事態だ。磐田はこの日、磐田市内の大久保グラウンドで天皇杯組15人と、リーグ戦組12人が別々に約1時間の時間差で練習を行った。天皇杯組を指揮したのは柳下コーチ。オフト監督は残留争いに臨むリーグ戦組に付きっきりになっていた。リーグ戦組の練習が終わった後、オフト監督は「(G大阪戦には)15人で試合にいくつもり。今、我々はJ1残留に向けやっている。天皇杯は別のメンバーでいく」と明言した。
リーグ柏戦(23日)に出場した14人中、26日の天皇杯G大阪戦の登録メンバーに入るのは2人だけ。24日の練習でFWカレンがけがで離脱。柏戦に出場した11人とリーグの累積警告による出場停止明けのDF加賀の12人は、29日のリーグ鹿島戦に集中する。天皇杯は30人の大会登録メンバー以外は出場できず、MF森野、中島ら若手も使えない。
天皇杯は18人までベンチ入りでき、昨年のJ1クラブはすべて18人がベンチ入りした。磐田は同杯4回戦の栃木SC戦で主力のリーグ戦組を除いた17人で臨んだ。そのことが発端で、日本協会の犬飼会長から反感を買い、苦言を呈された。しかし、中2日でリーグ鹿島戦を迎える磐田にしてみればJ1残留のためには、メンバーを入れ替えて万全を期すしかない。
もっとも26日の先発が予想されるメンバーはFW中山、MF名波、西、太田ら日本代表経験者ばかり。オフト監督は「選手のモチベーションは完全に上がっている」と、プラス効果を説き、柳下コーチも「(リーグ戦組と)紅白戦をやれば、こっち(天皇杯組)が勝つよ」と話していた。



