J1残留を決めた京都が元日本代表のDF森岡隆三(33)へ、コーチ就任の要請を行っていることが1日、分かった。本人は態度を保留しているが、受諾すれば、現役引退となる。今季はこれまで7試合無得点と出番が激減。選手としては戦力外となったが、高間TDは「クラブが成長するために、彼の力が必要。簡単には決断できないと思うが、ゆっくり考えて、決めてほしい」と説明。02年W杯日韓大会で主将を務めるなどの豊富な経験、後輩からの厚い人望を高く評価している。秋田コーチの留任も確実で、かつて日本代表を支えた名DF2人の熱血指導が、チーム強化につながると考えている。