J1磐田DF鈴木秀人(34)が17日、磐田市内で来季の契約交渉を行い、不満を爆発させた。「オファーの出し方にも金額にも文句がある。サインどころじゃない」。11月下旬にクラブからコーチ就任の打診を受けたが、現役を望み断った。すると直後の同30日に、大幅減俸の提示。金額とまだ残留争い中での提示に「このままでは他のチームの話も聞きたくなる」と、フロントへの不信感をあらわにした。今季は序盤、出場機会に恵まれなかったが、終盤は負傷離脱したDF陣に代わり奮闘。J1残留の原動力になった。クラブ幹部は「条件面で考え直してもう1度話し合う」と、譲歩する構えを見せた。