親会社の日産自動車がクラブへの出資削減を検討していることが明らかになった横浜の斎藤正治社長(58)が、セルティック中村俊輔(30)獲得への影響を否定した。5日、横浜市内のクラブハウスで「別の問題と受け止めている。編成は、どう収支のバランスを取っていくかで考えること。(中村獲得が)重要なピースであることは変わりません」と語った。出資削減については「以前から一企業に頼るのではなく、地域密着という考え方はあった。ただ現状で(日産から)具体的な方針が決定され、アクションを起こしているという報告は受けていない」と説明した。経営状況は厳しく、名門クラブが大きな転機を迎えていることは間違いない。