<練習試合:福岡2-1徳島>◇14日◇宮崎・生目の杜運動公園陸上競技場

 レンタル2年目の福岡DF丹羽大輝(23)が、頭でアピールだ。徳島との練習試合に前半限定で出場。北九州市長杯(8日)から2試合連続でゲームキャプテンを務め、24分には自らヘディングで先制した。前後半で全選手を入れ替えた篠田善之監督(37)は「前半の方が良い場面があった」と評価した。

 最終ラインと中盤の距離を適正に保ち、組織だった攻撃を見せたことで、指揮官は「開幕へ向けて、準備が少しできた」と進歩を認めた。センターバックの丹羽は「今年はキャンプから参加して、選手の特長やチームの目指す方向も整理できている。攻守どちらでも、全員が頭の中で同じ絵を描いて動けるように、うるさいくらいしゃべる」と、積極的にコーチング。昨季途中からの移籍期限を延長し「目標は昇格しかない」と言い切るだけに、妥協は許さない。「ゴールは良かったけど、直後に失点してしまった。トライして、悪い点を出して、修正して、を続けて、開幕までにチームとしての戦い方を詰めたい」。丹羽の脳裏には、昇格までの未来予想図がしっかり描かれている。【佐藤千晶】