浦和フォルカー・フィンケ監督(60)が1日、シーズンを通して、公式戦当日にも午前練習を行う方針を明らかにした。「30~40分の軽い練習を午前中に必ずやると思う」。ホーム、アウェー、試合開始時間にかかわらず、コンディションを整えるための午前練習をするという。この日、水戸との練習試合は2-3で敗れたが、出場メンバーは午前中に練習を行った。

 クラブによると、04年~06年のブッフバルト監督時代、夜に試合がある日の午前中に軽めの調整を行うことはあったという。フィンケ監督は「現代のサッカーでは、国際的にも当たり前にやっていること」。確かに欧州クラブでは、ナイター開催の日は午前中に練習する習慣はあるが、試合開始時刻にかかわらずとなると異例となる。