<J1:名古屋1-0京都>◇第9節◇2日◇西京極

 名古屋がFWダビ(25)のゴールで京都を下し3位に浮上した。前半41分にFW杉本のクロスを頭で決め今季リーグ7点目。ゴールを決めた試合は5戦5勝となった。ダビは自身の必勝データを「すごく良いことだと思うし、いつもそうなれればいいと思う」と喜んだ。

 右足首ねんざで欠場が続くFW玉田不在で、1トップで奮闘している。DFバヤリッツァは家族の看病で母国セルビアに一時帰国し、MFマギヌンは右ひざ負傷で離脱中。苦しいチーム状況の中でチーム唯一の助っ人として奮闘。前節広島戦からサポーターによる個人の応援コールが誕生した。ポルトガル語の『エオ・ノッソ・ダビ!!』(われらのダビ)というフレーズに乗り、白星に直結する得点を重ねるエースが、名古屋を引っ張る。