海外挑戦を目指していることが分かった、日本代表FW矢野貴章(25)について、所属の新潟は24日、引き留める意向をあらためて示した。6月末で契約が切れるが、関係者は「クラブにとって、必要な選手なのは間違いない。契約が満了する6月末まで、粘り強く交渉を続けていくつもりです」と話した。矢野自身も今季新潟で好調を維持しており、代表に復帰したことから残留も視野に入れている。ただ岡田監督が目指すW杯4強に向け、欧州主要リーグで自らを鍛え直したいという思いも強く、具体的なオファーを待っている状態だ。