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G大阪サポーター“怒った”/J1

サポーターに向かって話しかけるG大阪・金森社長(撮影・築山幸雄)
サポーターに向かって話しかけるG大阪・金森社長(撮影・築山幸雄)

<J1:清水4-1G大阪>◇第17節◇11日◇万博

 屈辱的な惨敗にサポーターの怒りが爆発した。G大阪は清水に1-4と大敗し今季初のリーグ3連敗、ホームでは公式戦5連敗となった。今季最多の4失点に、攻めても18-8とシュート数で圧倒しながら「超攻撃的」の看板は見る影もなく、FWチョ・ジェジン(28)の1点だけに終わった。この日で前半戦が終了し、7勝2分け8敗で03年以来、6年ぶりの“借金”ターン。試合後は居残ったサポーターから西野朗監督(54)の責任を問う怒りの声が飛んだ。

 G大阪サポーターの怒りと不満が爆発した。今季最多の4失点。自慢の攻撃陣も沈黙しての大敗に我慢も限界だった。試合終了後もゴール裏、メーンスタンドに居残った。「金森社長を出せ!」「西野を出せ!」と拡声器で首脳陣へ説明を求めた。夜空に響くのはブーイングと罵声(ばせい)。本拠地・万博が異様な雰囲気に包まれた。

 1時間近くが過ぎ、金森社長がマイクを握り事情説明をした。西野監督の進退問題を問う声に対し、同社長は「人事問題には一切、答えるつもりはない。我々は腹をくくってやっている。信じてくれ。チームに勇気を与えるのは、罵倒(ばとう)ではない。声援だけなんです」と訴えた。約20分間の説明で事態は収拾した。だがアジア連覇の夢が消え、リーグの逆転Vも絶望的な状況にサポーターもついに行動を起こした。

 それほどの危機的状況に陥った。「超攻撃」の看板は風前のともしび-。清水の倍以上のシュート18本を放ちながら、得点はチョ・ジェジンの1点だけ。この日で前半戦が終了し、6年ぶりの“借金ターン”。首位鹿島とは勝ち点19差。逆転Vどころか、虚しさすら感じる敗戦だ。

 西野監督は唇をかみ、悔しさからか体を振るわせて会見場に姿を見せた。

 「(守備の)弱点を、攻撃力で消しているのがガンバだった。その攻撃が攻めきれない。迫力が…」。

 昨年のアジア王者の風格はない。「課題は分かっている。でもどれが正しいのかは、結果が出ないと分からない」とMF遠藤。G大阪は目標も、自信も失ってしまった。【益子浩一】

 [2009年7月12日11時0分 紙面から]


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