磐田を退団した韓国代表FWイ・グノ(24)が、再び入団する可能性が出てきた。フランス1部のパリSGから獲得オファーを受け、6月下旬に退団。今月初めに練習に参加し、正式契約を交わす予定だったが、パリSGがほかの選手を獲得して移籍が難航しているという。磐田関係者は13日、「まだ分からない。ほかからもオファーがくるかもしれない」と慎重だったが、柳下監督は「コンディション次第だが、戻ってきてくれるなら新しい選手を取るよりもプレーが分かる」と歓迎した。

 イは今年4月に磐田に入団し、8試合の出場で6得点4アシストと活躍し下位に低迷していたチームの「救世主」となった。磐田に加入した際の契約では「欧州以外の移籍は認めない」という条項が含まれ、パリSG移籍が消滅し、ほかの欧州クラブからオファーがなければ、磐田と再契約することになりそうだ。