J1磐田の韓国代表FWイ・グノ(24)が、再来日から20時間後に、対外試合に強行出場した。オーストラリアとの親善試合を行い、6日の午後5時ごろに再来日。7日の静岡FCとの練習試合では、45分のみの出場も即先発した。1-0で迎えた同39分には、左MF山本脩からサイドチェンジしたボールを受けると、右クロスでDF犬塚のゴールを演出。強行日程でも、きっちりアシストを決め、柳下監督は「まだ6~7割くらい。自分なりに調整している」と、さらなる可能性に期待した。

 オーストラリア戦では、残り10分からの出場だったが、体格差を肌で感じた。「背が高く、足が長い。失点してしまったセットプレーでは脅威を感じた。いい経験になった」。Jリーグに比べ、オーストラリアは体格が大きい。176センチで決して大きくはないイが、活躍するには当然、その中での打開策が必要だ。イは「運動量を多く、速いスピードで動く。パスを出したら動いてまたもらってと、その繰り返しが必要」と、極意を口にした。チームは連敗中。実りの秋にするためのヒントが、その言葉に隠されているのかもしれない。【栗田成芳】