<天皇杯:鹿島2-1神戸>◇14日◇4回戦◇カシマ

 2年ぶりの優勝を狙う鹿島が神戸に2-1と逆転勝ちし、準々決勝進出を決めた。11月以降のリーグ戦で鹿島史上最多の12得点を記録するなど、終盤戦に強いMF野沢拓也(28)が天皇杯でも爆発。1得点1アシストの活躍で勝利に貢献した。チームは日本代表3人と故障者を含め主力4人を欠きながら公式戦4連勝を飾り、3連覇がかかるリーグ戦残り3試合に向け加速した。

 MF野沢は1点を追う後半10分、FWマルキーニョスとのワンツーで抜け出すと、右足で強烈な一撃を突き刺した。さらに2点目もアシストし、チームを逆転勝ちに導いた。リーグ戦で11月以降にマークした12得点は、アルシンド、長谷川、柳沢ら歴代FWを抑えチーム1位。代表に招集されたDF岩政、内田、FW興梠、故障のDF新井場と主力4人を欠く中で価値ある勝利だった。次戦は3連覇がかかるリーグ京都戦(21日、西京極)。岩政、マルキーニョスを出場停止で欠くが、オリベイラ監督が「4人メンバーが変わっての勝利はチームにとって大きい」と称賛した選手層の厚さで偉業達成へと前進する。