Jリーグに2億円規模の融資申請を決めている大分が、17日のJ理事会前に正式申請する。10月中旬に、経営難のクラブにJが融資する「公式試合安定開催基金」の利用を、J事務局に口頭で伝えている。2億円の融資を含め累積赤字が11億円に達していることもあり、Jリーグ側は先週から元常務理事の熊地洋二氏(64)を大分に派遣し、16日までに返済、再建計画を含めた財務調査を終えた。鬼武健二チェアマン(70)は「理事会で承認されれば融資することになる」と話した。