磐田の吉野博行社長(61)が1日、同日付でのクラブ内の組織変更を発表した。部署を6部から4部にスリム化。さらに「満員プロジェクト」を本格的に発足させた。施策の1つとして、ヤマハスタジアムを改修しファミリーボックスシート(5席分)を33ブロック新設。家族客を狙うと同時に、同シートの命名権(ネーミングライツ)を売却して収益増を図る。同社長は「12年にはホームを1万5000人のお客さんで満員にしたい」と抱負を語った。