レンヌMF稲本潤一(30)が国内の復帰先を川崎Fに絞ったことが26日、分かった。レンヌで出場機会に恵まれていない稲本のもとには、大宮と川崎Fからオファーが届いていたが、この日までに川崎Fに一本化。レンヌとの契約を1年半残しているため、レンヌ側が日本への移籍に応じるかが大前提になるが、レンヌサイドが交渉のテーブルにつけば、川崎Fでの9年ぶりJリーグ復帰が一気に近づく。
稲本は、25日の帰国時に「気持ちは固まっている」と話した。もともとJリーグ復帰を望んだわけではないが、出場機会のないレンヌに居続けるよりもJリーグでプレー機会を得た方が、10年W杯南アフリカ大会を目指す点でも有利と判断。川崎Fは今季タイトルにあと1歩届かなかったが、来季もリーグ戦で優勝争いが期待されるほか、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権も獲得している。さらに、代表で中盤を組む可能性が高いMF中村憲とも一緒にプレーできることで、川崎Fに絞ったようだ。
川崎Fの高畠監督は、この日大学選手権を視察した後「そのポジションは補強のポイント。いい選手だと思う」と稲本獲得に前向きな発言。クラブ側は「年明けでも待つ」という姿勢を示している。稲本が国内復帰の場合は川崎F移籍に絞ったことで、あとはレンヌの態度次第となった。



