鹿島DF大岩剛(37)がJ1日本人最年長選手として10年シーズンを戦う。27日、茨城県鹿嶋市内で契約交渉に臨み、来季の契約に合意。42歳のFW中山雅史がJ2札幌に移籍するため、来年6月23日に38歳となるベテランDFがJ1最年長に躍り出ることになった。J1在籍16年目という記録も大卒選手では中山と並びJ1最長。リーグ戦に2試合出場すれば、J1出場試合数ランクで史上7位にも浮上する。来季、鹿島のセンターバックは岩政、伊野波に加え韓国代表の李が加入。選手層は厚いが、鈴木満強化部長は「大岩のような存在は必要不可欠」と言い切る。「中山さんは偉大な人。目標にしたいし、僕自身も頑張りたい」と話す大岩が王者の堅守の土台を支える。