浦和ユースのDF岡本拓也(17)が、トップチームに抜てきされる可能性が出てきた。クラブ側は1月中に今季J公式戦に出場可能な2種登録し、春季キャンプでトップチームに帯同させる予定。昨季、現役高校生ながらユースからトップ昇格して主力MFに成長した原口と同様、フィンケ監督の評価を得られればプロ契約する可能性もある。

 174センチ、71キロの岡本は脚力やフィジカルの強さに定評があり、昨年のU-17(17歳以下)W杯代表で主力を務めた。世代交代を進める浦和にとって、手薄なセンター、サイドバックをこなす期待の若手だ。岡本は現在、与野高から、単位制高校へ転校の手続き中で、早ければ11日のトップチーム始動日から合流する。