右足腓骨(ひこつ)を亀裂骨折した浦和の日本代表MF山田直輝(19)が9日、3月初旬のJリーグ開幕までに戦列復帰できない見通しとなった。6日のアジア杯予選イエメン戦(サヌア)で負傷。帰国した8日に、さいたま市内の病院で精密検査を受け、復帰までに約3カ月かかることがこの日、判明した。チーム練習への合流は4~5月になる見込みで、今月下旬の代表合宿や2月の東アジア選手権にも参加できない。橋本社長は「手術の必要はないようだが、本当に残念」と、主力選手の長期離脱に表情を曇らせた。