<J1:清水2-1横浜>◇第5節◇3日◇日産ス

 清水MF小野伸二(30)が9年ぶりの対戦となる横浜MF中村俊輔(31)との「欧州復帰組対決」で快勝した。素早いリスタートから右サイドのDF辻尾をうまく生かし、ワンツーパスで右サイドを崩し、前半5分のFW岡崎の先制点を演出。さらに、前半42分。「横浜は背が高い選手が多いから五分五分のところに蹴ったら何か起こるかもしれない」と、DFとGKの間に蹴り込み相手の連係ミスを誘発。結果的にクリアミスから追加点を奪った。

 前半途中で負傷交代したMF中村に対し、小野は後半24分までプレー。得点シーン以外にもチームの「軸」として、ピッチを走り回った。この日は左足を痛めながらの強行出場だったが「みんなの勝ちたいという気持ちが結果を生んだ」と、試合終了の瞬間はベンチで何度もガッツポーズを繰り返し、チームメートとハイタッチを交わした。

 チームは小野が加入した今季はクラブ記録となる、開幕から5戦不敗(3勝2分け)で開幕ダッシュに成功。暫定首位にも再浮上し「自信は、いいけど過信にならないようにしたい。ぼくたちは常にチャレンジャーという気持ちを持っている」と引き締めた。