<J2:岐阜3-0札幌>◇第5節◇4日◇長良川
コンサドーレ札幌は岐阜に完敗した。後半7、38分にセットプレーから失点すると、同41分には主将のDF石川直樹(24)が、左すねを負傷して途中退場。10対11と数的不利となった同ロスタイムにもダメ押しの3点目を献上した。石川は最悪、左脛骨(けいこつ)骨折の疑いがあり長期離脱の可能性も出てきた。昨季3戦3勝の“お得意様”に大敗した上に、DFリーダー離脱というダブルショックに見舞われた。
痛すぎる1敗となった。後半7分、コーナーフラッグ付近からのFKを岐阜MF西川に頭で合わされ先制されると、同38分にもCKのこぼれ球を押し込まれ2失点。「奪ってからのミスが多かった」と石崎監督。攻め込みながら得点できない悪循環の中、同41分にはDFのかなめ、石川が岐阜FW佐藤と接触し頭を抱え倒れ込んだ。
石川は担架で一端ピッチ脇に出たが、数分間動かせず、痛みが和らいでから控室に運ばれた。すでに交代枠3人を使い果たしてしまったため試合は10人のまま続行し、ロスタイムにも前掛かりになったDFの裏をつかれ3失点。同スコアで敗れた第2節福岡戦同様、先制されると確実に大量失点する悪癖を繰り返した。
石川はチームとともに札幌に戻ったが「ひざの内側。伸ばすと痛い」と、松葉づえをついて苦悶(くもん)の表情を浮かべた。現時点で症状は不明だが佐川トレーナーは「左脛骨骨折の疑いがある」と説明。この日夜、札幌市内の病院で診察を受け、診断結果は5日にも発表される。骨折の場合は長期離脱が確実で、11日の次節柏戦どころか、前半戦を石川抜きで戦わなければならなくなる。札幌がリーグ序盤で早くも窮地に立たされた。【永野高輔】




