疲労を考慮され47分間で終えた練習では、少し物足りなかった。27日、磐田MF那須大亮(28)は、1時間にも満たない全体練習が終わると、MF松浦に声を掛けた。チーム屈指のテクニシャンを相手に、1対1での守備を確認。「体はよくなってきている。でも連休があったからまだキレはない。だから、少し確かめたかった」と、連日のフィジカル練習で重さを感じながらも、自ら課題に取り組んでいた。

 28日に、08年に在籍した古巣J2東京Vと初対戦する。リーグ中断後、最初の練習試合では「コンビネーションとかよりもミスをなくすことが大事。久々の試合だから距離感だったり感覚を確かめたい。1発目の試合だし声も出していきたい」と、連係面よりも試合感を取り戻すことを強調。一方で、1年間ともに戦った選手たちとの再会に「楽しみだね」と笑顔を見せた。

 遠い南アフリカで戦う日本代表も刺激になっている。主将として臨んだ04年アテネ五輪世代の選手が、現代表には6人いる。自身もA代表を目標にしているが「そこでやりたいという気持ちはあるけど、焦りはない。ただ、同世代が活躍していることは刺激になっている」と胸の内を明かした。「まずはチームで誰もが認める存在にならないといけない」と、那須の足元が揺るぐことはない。【栗田成芳】