大宮が、元韓国代表MF李天秀(29)を獲得したことが9日、分かった。10日に正式に契約を結ぶ。契約期間は今季終了まで。早ければ15日の磐田戦(NACK)でJデビューする。李は02、06年W杯に出場し、02年は4強進出に貢献。6月の嬬恋合宿から練習生として大宮に合流していた。李は昨年7月にサウジアラビアのアル・ナスルに移籍したが今年6月に退団。大宮はサウジアラビアサッカー協会に、海外移籍に必要な海外移籍証明書の発行を申請したが、同協会が申請に応じなかったため、国際サッカー連盟(FIFA)に証明書発行の仲介を頼んでいた。大宮は、同じく元韓国代表のMF李浩を獲得したばかり。前半戦を勝ち点17の14位で折り返したが、7月31日の浦和戦、7日の湘南戦に連勝と調子は上向いている。2人の李の加入で、大宮が上位進出へ態勢を整えた。