<J1:浦和1-1清水>◇第23節◇18日◇埼玉
清水はアウェーで浦和に1-1。首位名古屋も引き分け、勝ち点差8は変わらないが、G大阪が勝ったため5位に後退した。
積み上げた勝ち点は「1」だった。残り12試合での逆襲を誓い、序盤から気迫のこもったプレーは見せた。16本ものシュートを浴びながら再三のビッグセーブで最少失点に抑えたGK西部は「みんなが体を張って守ってくれた結果。ただ(首位の)名古屋が引き分けたのでチャンスだった。やっぱり勝ち点3が欲しかった…」と、複雑な表情で試合を振り返った。
相手に先制点を許す、厳しい立ち上がりだった。それでも前半38分。FW藤本が左サイドで粘り、最後は中央のFW岡崎が、体を空中で反転させながらの技ありのボレー弾で同点に追いついた。長谷川健太監督(44)が「決してチームの状態は良くなかった」と、説明する中でも必死にくらいついた。
引き分けのまま90分間の死闘が終わると、スタジアムは異様な静けさに包まれた。長谷川監督は「1でよしではないけど、負けたら何もならない。あくまでも、3を目指して最後までゴールを狙った。これからの11試合に向けて、いいきっかけのゲームができた」と、慎重に言葉を選んだ。勝ち点を拾ったのか、落としたのか。答えは次節に控える首位名古屋との大一番で示す。【為田聡史】



