湘南に続き神戸も…。清水がまたしてもJ2への引導を渡す。公式戦初の4連勝を飾った広島戦から一夜明けた24日、レギュラー組は軽めのジョギングで中3日で控える次節神戸戦(27日)に向け調整。清水にとっては連勝を伸ばせば来季のACL出場権がちらついてくるが、相手神戸はJ2降格に待ったなしの状況だ。

 前々節の湘南戦では目の前でJ2降格を決定付けているだけに、今回も容赦はしない。長谷川健太監督(45)は「最もタフな試合をしてくる相手の1つだけど、そこに勝っていかなければ、我々も前には進めない」と、キッパリ。6日のC大阪戦で右足首をねんざし全治3週間と診断されていたMF山本真も完全合流し「次は間に合うと思う」と指揮官が明かした。MF小野が出場停止で、MF枝村も腰部打撲で欠場が確実だが、残された戦力で神戸を倒して、連勝を5に伸ばす。