神戸の元日本代表DF宮本恒靖(33)が、今季限りで退団する可能性が出てきた。宮本側が水面下で広島など複数クラブに売り込みをかけていることが27日、分かった。広島との交渉はまとまらなかったが、関係者は「他へ移ればやれるという自負もあるようだし(代理人が)動いている」と説明した。宮本は今季リーグ戦わずか6試合と出場機会が減り、この日の清水戦も出番はなかった。本人は「(現役の)最後は試合に出て終わりたい」という意向を持っており、新天地へ移る覚悟があるようだ。ただし神戸との契約は来年まで残り、推定6000万円を超える高額年俸がネックになる。