浦和が、J2降格の東京DF今野泰幸(27)の獲得へ向けた調査に乗り出すことが5日、分かった。契約や年俸などの諸条件をチェックする。今後、本格的なオファーに発展する可能性もある。

 4年越しに浦和が動く可能性が出てきた。07年オフにも今野獲得へ動いた経緯がある。当時とチーム状況は異なるが、センターバック、両サイドバックにボランチと複数のポジションをこなせ、柱谷GMは「誰が見てもいい選手」と高く評価している。

 最大の調査ポイントは年俸。推定7000万円は東京残留へネックとなり得る。同GMは「際限なくお金があるわけではない。他の選手との兼ね合いもある」としながらも、降格によって金額のハードルが下がることを期待した。