Jリーグ史上最強の記録的Vを成し遂げた名古屋が5日、名古屋市中心部で史上最低!?

 の優勝報告会を行った。徹夜組含む4500人(主催者発表)が集まったが主役のストイコビッチ監督が体調不良で欠席。けがの治療で渡欧中のMFブルザノビッチを除く全選手が参加したものの、司会のスタジアムDJとゲストのOB小倉隆史氏のトークばかり。選手の喜びの声はほとんど聞けなかった。

 司会からムチャ振りされた数選手も仏頂面でおざなりなコメントに終始。最後に楢崎主将が必死で気を利かせ、ストイコビッチ監督のお決まりのフレーズ「ワレワレハ、ユウショウシマシタ」をパクってあいさつしたが盛り上がりはいまひとつだった。前日4日の最終戦後には、まだ選手がカメラに尻を向けた状態でゴール裏から紙テープが大量に噴き出すフライングなど、一連のイベントはどれも不手際が目立つ。真のビッグクラブへの道は、まだまだ険しそうだ。【八反誠】