【シュツットガルト(ドイツ)30日=鈴木智貴通信員】清水の日本代表FW岡崎慎司(24)がアジア杯制覇から一夜明けたこの日、ブンデスリーガの名門シュツットガルトと14年まで3年半の契約を結んだ。本拠地スタジアムで会見し、冒頭をドイツ語であいさつ。「受け入れてもらえてうれしい。強いチームになるよう貢献したい。自分の特長は裏を狙うことと運動量、そして得点能力です」と語った。背番号は「31」。

 「パーティーをしている時はもうフライトでした」と優勝の喜びに浸ることなく、アジア杯決勝戦のわずか3時間後にドーハを出発。午前9時前にドイツに到着すると、メディカルチェックに直行。検査をパスして晴れて“海外組”の一員となった。「疲れはありますがそういう中でも走れるのも自分の特長」と早期出場に意欲をみせた。

 21日には次男が誕生しており、31日に1度日本に戻り、2月4日に再びドイツ入り。同12日のニュルンベルク戦(ホーム)から出場する予定だ。