<藤田俊哉送別試合:ジュビロ・スターズ4-3ジャパン・ブルー>◇23日◇国立

 元日本代表MF藤田俊哉氏(41)の引退試合「ほけんの窓口プレゼンツ

 藤田俊哉送別試合」が行われた。新旧日本代表が集結した試合は、日本代表ザッケローニ監督も注目。藤田氏は、前半はジャパン・ブルー、後半はジュビロ・スターズで90分間フル出場。後半39分、FW中山雅史氏のパスを右足ダイレクトで決めるなど2得点1アシストの活躍で、最後のピッチを締めた。試合はジュビロ・スターズが勝った。

 国立の中央で7度、宙に舞った。藤田氏は試合後、日本代表DF吉田らサッカー仲間に担がれ、胴上げされた。涙はない。最後まで笑みを絶やさず、抱えきれないほどの花束を胸に、集まった2万人のファン、サッカー仲間に感謝した。

 藤田氏

 サッカーを始めて30年、プロとして18年。僕はサッカーが大好きで、サッカーで多くの夢をみてきました。これからは第2のサッカー人生が始まります。楽しく、大きな夢に向かってやっていきます。

 今夏、オランダに渡り、VVVのコーチに就任する。試合後、同クラブのハイベルデン会長から、チームユニホームを手渡された。「カズさんやヒデが道を作ってくれて、今は多くの日本人が欧州でプレーしている。いつか、日本人指導者が欧州で活躍する時代がくる。指導者として欧州で成功して、代表監督として日本に戻りたい」と、ビジョンを明かした。

 プロ生活の多くを過ごした磐田時代。後半39分にはFW中山氏のパスをダイレクトで決めた。イベントの最後は、黄金期を作った中山氏、MF名波氏をピッチ中央に呼び寄せ、写真に納まり、静かにピッチを後にした。【盧載鎭】