<仙台20周年記念試合:ユベントスOB5-4仙台OB>◇17日◇ユアスタ
夢の対決に、1万1759人が沸いた。創立20周年を迎えた仙台がユベントスとのOB戦を行った。試合は敗れたが、チームを支えた懐かしのメンバーが集まり、充実の時間を過ごした。
主役はFWマルコスだった。後半23分にMFシルビーニョのクロスからボレーシュートを決め、5分後にはMF岩本の左クロスを頭で合わせた。01年にJ2得点王に輝き初のJ1昇格に導いた男は「一生懸命練習した仲間だからこそ、あのパスが来て決められた。涙が出そうになった」。体形は変わっても、得点感覚と絆は変わらなかった。
練習試合を終えて駆けつけた渡辺監督も後半36分から出場したが、衝撃の結末が待っていた。終了直前のFKで、背後から走り込んだ相手に決勝ゴールを献上。決めたのは元ザックジャパンのスタッフで、今回ユベントスOBに同行した矢野通訳だった。思わず苦笑いした指揮官は「OBたちの思いも背負い、チームを支えていかないといけないと感じた」と決意を新たにした。【鹿野雄太】



