J2千葉とJ3相模原が7日、千葉市内で45分×3本の練習試合を行い、2-1で相模原が勝利した。約700人の観客が訪れる中、千葉に練習生で参加するFW鈴木隆行(38)と相模原FW高原直泰(35)の「元日本代表ストライカー」対決が注目を集めた。鈴木は昨季限りで水戸を退団し、先月から千葉の活動に参加。練習試合でも好連係からチャンスを作った。10日からの宮崎キャンプにも同行予定で、入団に向けて「近年になくいい体調。もっと動いて走って、FWとして点をとるプレーを見せたい」と話した。

 一方、高原は14年3月に東京Vから期限付きで相模原に加入し、今季からは完全移籍となった。主将にも就任し「目指すのはJ3のトップ。勝ちにこだわってやりたい」。ともに代表でプレーした鈴木には「まだまだできる。頑張ってほしい」とエールを送った。