アウスタ、ヤマハに今季初めてJリーガーが立った。清水は26日、開幕柏戦以来、3週間ぶりの実戦となる練習試合J2横浜FC戦で勝利した。前半27分、1ボランチで先発出場したMF枝村匠馬(24)の豪快なミドル弾で先制。1度は同点に追いつかれたが、後半ロスタイムにFW永井雄一郎(32)がゴール前の混戦から押し込み勝ち越した。
枝村の一撃がアウスタを沸かせた。序盤はJ2横浜FCの攻撃陣の勢いに押され気味に進んだ。迎えた前半27分。MF小野の右CKを中央でFW伊藤が競り合ったこぼれ球を、ペナルティーエリア外で待ち受けていた枝村がダイレクトで左足を振り抜いた。「シュートは当たるような気がしたけど(ゴールは)あまり評価にならない」と本人は謙遜したが、今季“アウスタ1号”を突き刺した。
5日の開幕柏戦(0-3)はダブルボランチの一角として先発フル出場。その後、中断期間に入り、チームは中盤の構成を1ボランチに変更した。一時は、DF村松が主力組に入り枝村はサブ組に降格した。この日はDF村松がU-22日本代表遠征で不在だったこともあり、再び到来したチャンスをものにした。
新システムに加え、自身も初めてのポジションのため、課題も多い。「守備面で自分の逆サイドのスペースを気にしながらやった。自分の役割をもっとハードにこなせるようにならないと。まだまだです」。リーグ再開の4月23日福岡戦(アウスタ)に向け、小野、アレックスの攻撃的MFの後ろに位置する枝村の仕上がりがカギになる。【為田聡史】



