仙台が16日、NACK5スタジアムで大宮と練習試合を行い、レギュラー組をそろえた1試合目は1-2と惜敗した。だが手倉森誠監督(43)は手応えを感じていた。13日、J2湘南との練習試合で0-2と敗戦。それを受け前夜、緊急ミーティングを開いた。そこでさまざまな意見が交わされた。

 FWマルキーニョスの退団後、2トップではなく1トップを採用してきた。だが1トップを担ってきたFW赤嶺真吾(27)が「孤立しがちになる。サポートが遠くて難しい」と明かした。この日は「4-3-3」システムとし、赤嶺の両脇にMF梁勇基(29)、MF太田吉彰(27)をつけ3トップにした。それによりサポートが早くなり、DF、MF陣も押し上げることで、より相手ゴールに近い位置で3トップがプレーできた。

 そして後半30分、太田がDFの裏へ抜け出し同点弾。手倉森監督は「マルキが抜けシステムの変更があった。それを昨日の勉強会で修正した。全員がまとまらないとできないサッカーが表現できた」と納得した。17、18日はオフ。DF菅井ら5人が帰仙したが今回は体力回復に専念させるためチームから「ボランティア自粛要請」が出ている。【三須一紀】