磐田FW山崎亮平(22)が次戦に向けて順調に回復した。4月29日のホーム開幕戦当日に、急性胃腸炎にかかった山崎は1日、チームに合流してフルメニューを消化した。この日の昼までおかゆを食べるなど、体調を気遣っているが「もう大丈夫。試合に出なかった分、次はしっかり仕事をしないといけない」と気を引き締めた。

 縁起のいい相手だ。川崎Fは、昨年のナビスコ杯準決勝で対戦し、プロ初ゴールをマーク。山崎は「点を取れたグラウンドなので、いいイメージはある。相手は守備にルーズな所があるので、そこを狙っていきたい」と、いまだ達成できていないリーグ戦初ゴールに向けて意気込みを語った。

 この日の練習後、柳下正明監督(51)は「60~70分はいけるんじゃないか」と話しており、山崎のスタメン出場は濃厚だ。今季はリーグ再開の新潟戦でFWジウシーニョが同点弾。広島戦もルーキー金園が得点するなど、途中出場の選手が結果を残している。山崎は「試合に出ている時間が多いので、点を取らないといけない」と力強く話した。【神谷亮磨】