<J2:横浜FC2-1東京V>◇第15節◇4日◇ニッパ球

 横浜FCが東京Vに逆転勝ちし、6試合ぶりの勝利を手にした。5試合ぶりに先発したカズ(三浦知良=44)は得点は奪えなかったが、前線で豊富な運動量を披露。後半にはベンチからポルトガル語でブラジル人選手に指示を飛ばし、開幕から6試合目でのホーム初白星に貢献した。

 まさに「一人二役」だった。左MFで先発したカズ。前半は「疲れたかな。結構走りましたね。でもサッカーは走るもの」とサイドで上下動を繰り返す。前半20分に約30メートルのロングシュート。同27分には右クロスに力強く飛び込んだ。惜しくもヘディングはバーを越えたが、前半のチームのシュート本数3本のうち2本を放った。

 そして後半。1人退場者を出した状況からハーフタイムで交代したが、そこから「声」で活躍した。ポルトガル語を駆使し、岸野監督の指示を通訳代わりの身ぶり手ぶりで、ブラジル人選手に伝達。同3、4分のMF高地の連続ゴールで逆転勝ちを決めると、まるで優勝したかのようにベンチで喜びを爆発させた。

 ようやくのホーム初勝利にも、「次勝たないと。来週も先発できるように」と早くも視線は先に。7日にはキリン杯日本-チェコ戦を会場で観戦する。ザックジャパンからも刺激を受け、チームを引っ張る。