<ナビスコ杯:浦和2-0山形>◇1回戦◇5日◇埼玉

 浦和のU-22(22歳以下)日本代表FW原口元気(20)が、プレーと精神面で成長を見せた。前半15分、先制点を決めたと思われたが、オフサイドの微妙な判定でノーゴールに。それでも、チームメートが審判に猛抗議する中、原口は冷静に次のプレーに転じた。進化した守備力で前線からの守備にも貢献。そして1-0で迎えた後半44分、試合を決める追加点を決めた。

 試合後は「前半は守備して我慢。むしろ最後までキレが落ちないので、後半がチャンス。結果を出せて成長できていると思う」と言い切った。浦和の公式戦7試合ぶりの勝利で、ロンドン五輪アジア2次予選クウェート戦(19日)に向けた6日からのU-22合宿に弾みをつけた。ペトロビッチ監督が「浦和で一番大きなダイヤモンドの原石だ」と話す逸材は、過密日程にも「やりがいがあり、モチベーションが高いままできている」とサラリと言った。【保坂恭子】