<J1:大宮2-1磐田>◇第17節◇22日◇ヤマハ

 今年一番の暑さとなったアウスタ、ヤマハのホームの陣はいずれも熱戦になった。J1磐田は前半1分にFW前田遼一(29)が7得点目となるヘディングシュートで先制したものの、ロスタイムに大宮MF金久保順(23)に逆転ゴールを許し、今季初の連敗となった。

 アウェー2連戦を終え、3戦ぶりにホームに帰ってきた磐田のエースが、いきなり輝きを放った。前半1分。FW金園の右クロスをFW前田がダイビングヘッドで合わせて先制。「勝てるように頑張りたい」と常にチームの勝利だけを最優先に考えるエースが幸先よく1発をたたき込んだ。

 エースだけでなく、ルーキーの金園も奮起した。前田の先制点を好アシストで演出すると、同6分、MF小林の左クロスに合わせて相手ゴールを脅かした。「自分らしく、泥くさくゴールを目指す」ルーキーは、その後も果敢に相手の背後を狙い、ゴール前に突進。後半5分には前田の浮き球パスに反応し、ビッグチャンスをつくった。U-22日本代表FW山崎の代役出場で、リーグ3試合連続スタメン出場。この日も、新人離れした思い切りの良さで攻撃陣を引っ張った。

 追加点を狙い、攻撃的布陣に切り替えた。同29分、MF山田に代えてDF山本脩を投入。DFパクを中盤に上げ、左MFのジウシーニョを右サイドに配置。効果は早速表れた。同35分、ジウシーニョが上げたクロスに金園が頭でチャンスを演出したが、ゴールネットを揺らすことができなかった。

 上位に食いとどまるために、柳下正明監督(51)は「ここで勝ち点3を取らないといけない」と選手を送り出した。だが、ロスタイムに大宮MF金久保のFKが直接ゴールに飛び込むと、直後に試合終了の笛が鳴った。悔しすぎる、今季初の連敗となった。