<J1:C大阪5-0柏>◇第2節◇2日◇長居

 初夏の長居で、C大阪がようやく満開の桜を咲かせた。首位柏に圧勝。今季7試合目のホームでついに初白星をつかんだ。

 U-22(22歳以下)日本代表のMF清武弘嗣(21)が5試合ぶりに戻り、決定力不足で勝ちきれなかったチームが生き返った。前半18分、MF乾貴士(23)が清武のスルーパスを蹴り込んで先制すると、その後も立て続けにゴールラッシュ。清武は3得点に絡む活躍で、柏の息の根を完全に止めた。

 「試合前から雰囲気もよかったし、それが結果につながった。これからも上を目指して常に勝ちたい」と清武が言えば、MF乾は「今は完全にキヨが中心となってやってくれている」と全幅の信頼を寄せた。ベテランFW播戸も「てんぐにならず、すべてを出し切ってくれる」と褒めちぎった。

 清武は6月下旬から大阪市内で真梨子夫人(22)と新婚生活を始めた。「まだ家に物がなくて、いろいろ買いに行かなきゃいけなくて大変です」と、ピッチ外でも大忙しの男は、足がつった後も最後まで攻撃の手を緩めなかった。

 レビークルピ監督(58)は「今日は試合運び、結果すべてにおいて満足できるゲームだった」と、完勝を手放しで喜んだ。01年7月14日の対戦以来、10年ぶりに柏を下し、これでチームは今季、ACLを含め長居で4戦全勝。金鳥スタでの公式戦不敗神話は12で途切れたが、今度は長居で新たな伝説を作る。【福岡吉央】