<J1:鹿島3-0仙台>◇第5節◇17日◇カシマ

 仙台が今季初めて2点差以上で敗れた。鹿島に完敗。前半は全体的に運動量が上がらず攻撃の術がなく、2失点。後半にもカウンターから1失点した。これで最近5戦勝ちなし。昨季の「14戦勝ちなし」と同じくアウェー清水戦からの勝利なしが続く形となってしまった。

 前半は何もできなかった。仙台のDFラインでボールを保持しても、中盤や前線の選手が顔を出さない。暑さのせいなのか。そしてDFが無理に前線へロングボールを出し、あっさり相手にボールを奪われる悪循環が続く。前半13分、左CKから鹿島MF増田に頭で決められ先制を許す。

 状況が好転することはなかった。同18分には鹿島FW田代がポストプレーであっさり競り勝つと、フリーのMF野沢へ渡り、冷静にゴール右隅に決められた。仙台DF朴が簡単に野沢のマークを外していた。昨季まで山形に所属していた増田、田代にやられた。

 原因は、アタッカー陣の動き出しの遅さだ。仙台が序盤戦で得意としていたバイタルエリアでのワンタッチパスが見られない。1つ目の動きでパスコースができない場合、すぐに次の動きが出ていたFW陣も、この日はなかった。