<J1:福岡0-2山形>◇第6節◇24日◇レベスタ

 山形が、最下位福岡を圧倒した。7戦ぶりの勝利でどん尻18位転落を阻止。開始早々からMF宮崎が、FW大久保が決定機に絡む。前半13分には、MF松浦のシュートをGK清水が右手1本で好セーブ。攻守がかみ合った同30分、左サイドハーフから右にスイッチしていたMF秋葉勝(27)にボールが渡る。ドリブルでエリア内に切れ込み、左足一閃(いっせん)。強烈なライナーがゴール左隅を激しく揺らした。

 昨年11月に第1子の長男が誕生。グアム、長崎、宮崎、静岡と1カ月半続いたキャンプ中はほぼ毎日、夫人から愛息の写メールを送ってもらった。アングルを指定するこだわりよう。「将来、一緒にスタジアム入場をしたい」。山形一筋10年の父親の夢は庶民的だ。

 後半27分にはDF石川の右CKに、途中出場のFW長谷川がダイビングヘッド。古巣のゴールに突き刺した。今季、先制した3試合はいずれも勝利。得意の「先行逃げ切り」がはまり、「残留レース」に首の皮一枚残った。【湯浅知彦】