<J1:G大阪6-3川崎F>◇第22節◇20日◇万博

 川崎Fが、クラブ史上ワーストとなる5連敗&6失点の屈辱を味わった。リーグ戦は過去2分け5敗と未勝利の鬼門・万博で大量失点。試合後、選手たちは雨の降るピッチでぼうぜんと空を見上げた。試合中、タオルをベンチにたたきつけた相馬直樹監督(40)は「簡単に点を取られるシーンが多い。内容は違うけど、いろんなところで負けている」と無表情で振り返った。

 前節で最下位の福岡相手に逆転負けし、11年ぶりの4連敗。今回の5連敗と6失点は、J2時代もなかった不名誉な記録だ。「大差がついた負けとなりましたけど、最後までゴールに向かっていった選手たちの姿勢は次につなげたい」。相馬監督は内容の悪さに、失望感を隠せなかった。