<ナビスコ杯:磐田3-0仙台>◇2回戦第2戦◇28日◇ヤマハ
仙台が準々決勝進出を逃した。磐田に完敗。対磐田の公式戦12戦10発だったジュビロキラーFW赤嶺真吾(27)が「赤嶺対策」で完全に封じ込まれた。08年入れ替え戦、昨季のナビスコ杯準々決勝と敗れてきた因縁の相手に、今回も屈した。
試合開始早々に失点し、仙台は苦しい展開になった。前半7分、磐田MF西の右クロスにエース前田が倒れ込みながら左足で合わせる技ありのゴールを許す。韓国代表に復帰したDF■秉局(30)がマークに付いていたが、前田のスピードに圧倒された。
仙台のビッグチャンスは同30分。MF梁勇基(29)がカウンターを仕掛け、ペナルティーエリア付近まで迫り、左にいたMF松下へパス。その松下がカーブを掛けてゴール右隅を狙ったが、ポストを直撃。同点はならなかった。
前半は終始磐田ペース。仙台はアウェーゴール方式により1点取れば有利に試合を進められるため体力を温存し、後半に勝負をかけた。
だが後半も良いところがない。完全に引き、ブロックを形成した磐田にボールを持たされる時間帯が多く続いた。するとカウンターから同36分、41分とMF山本脩にキャノンシュートを決められ万事休す。
「被災地の希望の光になるために、国立に行く」。手倉森監督は戦前、そう話していた。リーグ制覇、ACL出場はもちろん「今年取った優勝カップは特別なものになる」。だがナビスコ杯ではかなわなかった。対磐田の公式戦12戦10発のジュビロキラー赤嶺を警戒した磐田は身長181センチのDF加賀に代えて同185センチのDF古賀をスタメンに使った。「赤嶺対策」に封じ込まれた。
リーグ戦は6戦負けなしの4連勝中。この悪い流れを来月2日のC大阪戦までに断ち切れるかどうかが鍵となる。【三須一紀】※■は十の下に日を2つ縦に並べ、十の縦棒が1つ目の日を貫く



