鹿島のベテランMF小笠原満男(32)と本山雅志(32)が、米MLSサンノゼ・アースクエークスのトライアルに参加していることが分かった。サンノゼが25日(日本時間26日)、公式サイトで発表した。カリフォルニア州サンノゼのクラブ施設で23日から1週間の予定で実施されている。

 高評価を得た選手は3月10日の開幕戦登録メンバー入りを目指し、30日からの合宿に引き続き参加する。既に17日にドラフトが終了しており、小笠原と本山がMLSでプレーする場合、年俸制限がなく各クラブに2枠ある特別選手指定制度での契約となる。サンノゼは2枠とも埋まっていない。

 鹿島は既に小笠原と本山に1年の契約延長オファーを提示。クラブ幹部によると、2人は自主トレの一環で参加しており「(鹿島の)オファーにサインはしていないが、基本合意はしている」という。それでもサンノゼから正式オファーが届けば、思わぬ事態が生じる可能性はある。