<ACL:城南一和1-1名古屋>◇1次リーグG組◇1日◇炭川

 さえない名古屋は、引き分けがやっとだった。0-1の後半27分、相手ゴールのネットが揺れた。だが“得点者”は相手DFで、記録はオウンゴール。終了間際に快足FW永井謙佑(23)が見せ場を作ったが、肝心のゴールが遠い。首位攻防の日韓戦を終え、G組2位のまま。1次リーグ突破に向け、最終節の15日セントラルコースト(オーストラリア)戦では引き分け以上の結果が求められる。

 ストイコビッチ監督(47)は「タフな試合だった。1-1はアウェーでいい結果といえるかもしれないが、最後に得点しなければならなかった」と話した。この試合の前まで、公式戦3戦勝ちなし。4月28日の浦和戦(瑞穂陸)は、この日同様のふがいない戦いで黒星。直後の会見で敗戦を主審のせいにした同監督は、翌29日に愛知・豊田市内の練習場で異例の30分超の青空ミーティングを敢行。汗ばむような陽気の中“説教部屋”は何と33分にも及んだが、効果はなかった。

 腰痛で長身FWケネディが約1カ月も離脱している。最前線の柱を欠き、攻撃陣はバラバラ。ベンチからの的確な戦術もない。ACLは5戦で1勝4分け。アジア制覇という目標に説得力はない。