今日27日に柏戦(国立)を控える東京が、主力の故障者続出の事態に陥った。26日、都内の練習場でセットプレーの確認など前日調整したが、MF梶山陽平(26)は右足ふくらはぎ痛で別メニュー。前節のC大阪戦(味スタ)で痛め、長期離脱の可能性も出てきた。また代わってトップ下に入る予定のMF長谷川アーリアジャスール(23)も左足ふくらはぎの状態が万全ではなく、厳しい状況となった。

 ランコ・ポポビッチ監督(45)は長谷川の柏戦出場について「明日(27日)までしっかり様子を見てから」とした。ほかにもDF太田、MF石川、MF羽生が故障で柏戦には出場できない。来月にはロンドン五輪日本代表としてDF徳永、GK権田がチームを離れる可能性が高い。夏本番を前にして、チームは正念場を迎える。