<J2:山形1-1松本>◇第26節◇29日◇NDスタ
山形は松本と引き分け、順位を5位から6位に下げた。後半19分、FW中島裕希(28)がDF石川竜也(32)のパスを受け、いったん内側に切れ込んでから右足で先制弾を決めた。だが同30分、MF船山祐二(27)の弟FW船山貴之(25)にPKを決められて同点。その後は2選手を今季初起用したがゴールは奪えず。7月はわずか1勝。苦しい夏を迎えている。
3月11日の敵地で「奥野山形初勝利」を挙げた相手に苦戦した。再三ゴール前でピンチを迎えた。だが、最後の最後で立ちはだかったのがGK清水。右へ左へ横っ跳びセーブ。松本の攻撃を食い止めた。
守護神の奮起にストライカーが応えた。後半19分、中島は左サイドを駆け上がったDF石川のパスを受けると、一瞬内へ切れ込んで右足でミドルシュート。ゴール右隅へ突き刺さる先制弾は6月9日の京都戦以来となる1発。両手を広げ、天に雄たけびを上げた。同25分には、J1柏から期限付きで加入したFW林を投入。だが直後の30分。MF船山の弟貴之にPKを決められ同点とされた。
中盤がダイヤモンド型の「4-4-2」にして3戦目。この日もMF永田が積極的にゴール前へ顔を出すなど、攻撃面での成果は出てきた。追いつかれた直後には、本来はセンターバックの岡根をボランチで起用。J1清水から期限付きで加入している189センチDFが今季初めてピッチに立った。奥野監督は186センチの林とともに、高さを生かしたパワープレーで勝負。2人の長身選手が入ってから2度、CKのチャンスがあった。椎間板ヘルニアから復帰してきたばかりの岡根もゴール前へ飛び込んだ。だがゴールは生まれなかった。
前節湘南戦(0-0=22日)に続いて2戦連続ドロー。大分が愛媛を下したことで順位は入れ替わり、6位に後退した。7月は今季の月別でワーストの1勝に終わった。「4-4-2」でいくのか、林やFW万代の高さも生かせる「4-3-3」に戻すのか。次節以降は戦術面にも目が離せない。【湯浅知彦】



